1. |
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グラジオラス 胸に抱いて
踏み入れた 自分で描いた迷路
もうどこにもないかもな
チョコクッキーかなんかみたいにパラフィン紙で包んでいたのに
2月になればコーデュロイの帽子で
街中の風に訊ねてまわろう ギターを持ったら
通りを歩いて行く
”僕以外の男はみんな宇宙にでも行ってろ!”
とかそういう…
止まらないクスクス笑いの女の子なので
君は半分も聞いてないのさ
8月のための彼女のサマードレス
その空色が 夏の雨に溶け出してしまう前に
時をすり抜けて行こう
くぐもった退屈な鏡に
退屈なシャツを着た 退屈な歯ブラシをくわえた
退屈な僕が居ても
12月にはツイードのコートで
その空色の晴れ間を目指す 息を切らして
丘を駆け登って行く
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2. |
Sparkle
01:50
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わかんないの? 夢じゃないんだ
わかんないの? ねぇ それでいいんだ
このまま 暗い そう暗い夜の中に
塗り込められるかと思った
わかんないの? 間違いじゃないんだ
わかんないの? その時が来たんだ
これから 淡い淡い海の青に
溶けていけるかと思うんだ
取り澄ました僕らは 風の部屋で聴く
誰かが鳴らしたファンファーレ ファンファーレを
波打つヴァイナルと 擦り減っていくサファイア
生命 高らかに 歌おうか 歌おうか Oh Yeah !
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3. |
Another Sunny Day
03:45
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早春の晴れの日 光の中 話していた
「こんなのは長く続きはしない」って
レモンティーは冷めて 風の行方がわかんなくて
黙り込む 背の高い草むら
ここから出て行くよ 選べない未来が
そこに壁を成す前に 無駄な恐れは捨て
Boys don't cry 雨を縫って また歩き出そう
ふがいないままじゃ来ないのだ Another Sunny Day
時々 ひとりで目を覚ましては 感じていた
「僕らはいつか壊れてしまう」って
ほとんどのものは 真夜中のブルーの中
これくらい確かなことはない
その手を解かないで 二度と出会えないよ
ここは卑怯な武器だらけの 無法の世界で
Girls don't mind どんな場でも 平気な顔で笑ってね
虹が消えた後の冬の空に
もう一度 橋をかけるための淡い太陽になろう
ここから出て行くよ 選べない未来が
そこに壁を成す前に 無駄な恐れは捨て
Boys don't cry 雨を縫って また歩き出そう
つまんない奴には来ないのだ Another Sunny Day
きっと Another Sunny Day
いつか Another Sunny Day
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4. |
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僕は僕の子供達を戦争へは行かせない
人を殺していいと 教えられるわけがない
僕は僕の子供達を戦争へは送らない
風邪をひきましたと ズル休みをさせる
わたしはわたしの子供達を戦争へは行かせない
女を犯しなさいと 焚きつけたりはしない
わたしはわたしの子供達を戦争には捕られない
足を挫きましたと 見学をさせる
くだらない世の中だ
くだらない世の中だ
くだらない世の中だ
間違っている
総理大臣よりも 大統領よりも 国家主席よりも 僕を信じて
法律よりも 宗教よりも お願い子供達よ 私を信じて
僕らは子供達を戦争へは行かせない
殺られる前に殺れとは 口が裂けても言わない
僕らは子供達を戦争へは送らない
そんな子はいませんと 背番号を外す
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5. |
Morning Dew
01:30
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6. |
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肋の浮いた 痩せた少年だった日は遠く
月曜日の次に いつも決まって火曜日が来る
掲げていたシャングリラには 僕はきっともう届かないんだろう
なんでこんなつまらない大人になってしまったんだ
ギリギリに起きて 駅までの道を急ぐ 今日も
夢の外 君に 繋がろうにもそこに居ない
手にしたはずの確かな愛は こうしてずっと零れ続けるのか
なんでこんなつまらない大人になってしまったんだ
大人になってしまったんだ
掲げていたシャングリラには 僕はきっともう届かないんだろう
なんでこんなつまらない大人になってしまったんだ
なんでこんなつまんない大人になってしまったんだ
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7. |
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自由になりたい それが夢だ
日がな前を向き ひたすら手を伸ばしてるんだ
希望が生まれ やがて消えても
日々は過ぎてゆき どこかへ繋がって行くんだ 行くんだ
囚われの心をハヤブサに変えたら 広い空へ解き放つ
勇気があるフリして風に向かおう
かざせ翼を 光に 光に
自由になりたい それは夢だ
夜毎 振り返り 闇に目を凝らしているんだ
理想が芽生え いつか枯れても
境を踏み越えて 誰かに伝わって行くんだ 行くんだ
抗いの轍を地下牢に遺し ひらり矢を躱しては
限りを尽くして雲を抜けよう
濡れた翼を 光に 光に
自由になりたい
自由になりたい
自由になりたい
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8. |
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こんがらがって 進めない もうほどけない
どうでもいいって 忘れたい 捨てていたい
最低でダークな日々が続くよ
なのに君は 惑わない 惑わないんだよな
真冬の雲の裏側 無数の細かな塵が
光に変わるよ 光に変わるよ
ほら 君に触れたら
そんなの嫌だって 拒みたい 逃げていたい
どこにも居ないって 消していたい もう消えていたい
当面ブルージィーな旋律が襲うよ
でもね僕も 揺らがない 揺らがないからね
真昼の見えない星に 幾つの願いをかけよう
つぼみは開くよ 立ち竦んでいても
最低でダークな日々は終わるの?
もしもずっと 叶わない 叶わないとしても
真冬の雲の縁どり 儚く夕暮れ色の
光に染まるよ 光に染まるよ 光に染まるよ
今 君に触れたら
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9. |
Gentle Outsider
03:40
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10. |
純真 / Junshin (album mix)
03:29
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ずっと君だけを 想い続けていたいんだ
無防備な素顔の 君が好きなんだ
愛は清くて 貴いものだな
時を遣い切るまで
僕のこのすべてを捧ぐよ
You are the one for me
ずっと君だけを 見つめ続けるんだ
真冬の雨から 君を守るんだ
恋は青くて せつないものだな
身も心も残らず
君のそのすべてが欲しい
You are the one for me
愛は強くて 消えないものだよ
身も心も残さず
僕のこのすべてを捧ぐよ
You are the one for me
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11. |
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また春が通り過ぎて行く
濁る 水彩の日々だ
花びらを踏んでは 歩くぬかるみ
川は流れて
いつか醒めない夢や 何度も塗った言葉が
消えそうになったら 僕ら
どこまでだって運ばれて行くんだろう
何もかもが駄目になってしまうまで
桜の葉に 光る朝露 薄青の空 君の
また春が
この醒めない夢や 何度も塗った言葉が
消えそうになっても 僕ら
どこまでだって ねぇ行けると思うんだ
何もかもが うまくいくまで
消えそうになっても きっと
何もかもが いつか
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b-flower Kyoto, Japan
B-flower formed in 1985 in Kyoto, Japan. They released 6 albums and more in 90s, on EMI Japan and Sugarfrost
UK.
After all this time, in 2012 they awakened. Best Of released in 2016, the long-awaited 7th album “Until Everything Goes Wrong” in 2020.
1985年京都で結成。90年にSEEDS RECORDSよりデビュー。以降メジャー、インディーズを合わせ6枚のアルバムと2枚のミニアルバム他を発表。
長い活動休止期間を経て2012年「つまらない大人になってしまった」で復帰。16年には初のベスト盤、20年には待望のニューアルバムをリリース!
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